推奨レンズが 33mm と出た場合、35mm 単焦点でも大丈夫ですか?
問題ありません。単焦点なら近い焦点距離を選び、余白が不安なら少し広角側のズームを選ぶと安全です。
撮影距離と花火の号数から最適なレンズmm数を計算
距離: 500m
花火: 10号
地上割合: 30%
レンズ: --mm
開花直径: 280m
視野角: --°
距離: 500m
HANABI LENSは、花火の開花を球体としてモデル化し、カメラ位置からの幾何学的関係を用いて最適な焦点距離を算出します。カメラから花火中心までの直線距離、花火球の見かけの角半径を三角関数で求め、その角度からセンサーサイズに応じた垂直視野角を逆算します。最終的に、視野角とセンサーの高さ(または幅)から推奨焦点距離(mm)を導き出します。
この計算では、花火の打ち上げ高さと開花直径を公式データに基づいて定義しています。例えば10号玉(尺玉)の場合、打ち上げ高さは約300m、開花直径は約280mとなり、花火の上端は地上440mに達します。これらの値を基に、カメラの仰角や画角内に花火が適切に収まるかを計算します。
撮影距離は、撮影地点から花火の打ち上げ場所までの水平距離です。距離が近いほど広角レンズ、遠いほど望遠レンズが必要になります。一般的な花火大会では500m〜2000m程度の距離から撮影することが多いです。
地上の割合は、写真の画面に占める地上部分のパーセンテージです。花火だけでなく、景色や建物を入れた構図にしたい場合は30〜40%程度に設定します。花火だけをフレームいっぱいに写したい場合は0%にします。
打ち上げ全幅は、ワイドスターマインのように横に広がる打ち上げの場合に設定します。単発の花火は0mのままで問題ありません。複数箇所から同時に打ち上がる場合、端から端までの幅を入力してください。
見上げ角度は三脚のチルト設定に直結する値です。花火撮影ではバルブ撮影(長時間露光)が基本になるため、三脚は必須です。事前に計算した見上げ角度を把握しておくことで、現地での構図調整をスムーズに行うことができます。角度が45度を超える場合は首が痛くなるほど見上げることになるため、もう少し離れた撮影ポイントを検討してもよいでしょう。
花火の大きさは「号数」で表されます。号数が大きいほど打ち上げ高度も開花直径も大きくなります。以下の表は、日本煙火協会の基準に基づく各号数のデータです。
| 号数 | 打ち上げ高さ | 開花直径 | 花火上端 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 2.5号 | 80m | 50m | 105m | 小型花火 |
| 3号 | 120m | 100m | 170m | 小型大会向け |
| 4号 | 150m | 120m | 210m | 中型 |
| 5号 | 200m | 150m | 275m | 中型大会向け |
| 7号 | 250m | 200m | 350m | 大型 |
| 10号(尺玉) | 300m | 280m | 440m | 花火大会の主役 |
| 20号(二尺玉) | 450m | 450m | 675m | 大迫力の特大玉 |
| 30号(三尺玉) | 600m | 600m | 900m | 長岡・片貝等の名物 |
花火撮影では、以下の設定が基本となります。
同じ焦点距離のレンズでも、カメラのセンサーサイズによって実際の画角は異なります。フルサイズを基準として、APS-Cでは約1.5倍、マイクロフォーサーズでは約2倍の換算焦点距離となります。
| センサー | サイズ | 換算倍率 | 50mmレンズの換算値 |
|---|---|---|---|
| フルサイズ | 36 x 24mm | 1.0x | 50mm |
| APS-C | 23.6 x 15.7mm | 約1.5x | 約75mm |
| マイクロフォーサーズ | 17.3 x 13mm | 約2.0x | 約100mm |
HANABI LENSでは、選択したセンサーサイズに合わせて実焦点距離を計算するため、そのままお手持ちのレンズで確認できます。
花火撮影で最も重要なのがロケーション選びです。以下のポイントを意識しましょう。
24-70mm だけで足りるのか、70-200mm まで必要なのかを、撮影距離と花火サイズから事前に判断できます。
500m、1000m、1500m のように距離を変えて計算すると、どの撮影ポイントが構図的に無理がないかを比較できます。
フルサイズ換算ではなく、実際に手元のカメラで使う mm 値をそのまま確認できるため、現地で迷いません。
問題ありません。単焦点なら近い焦点距離を選び、余白が不安なら少し広角側のズームを選ぶと安全です。
地図アプリで打ち上げ地点までの直線距離を確認し、誤差がある場合は少し遠めの値で試算するとフレームアウトを避けやすくなります。
花火の種類、開花のばらつき、打ち上げ角度、地形、観客席の高さによって見え方が変わるためです。現地では少し広めの画角から始めるのが安全です。
花火の公開基準データ、レンズ画角の一般式、ツール本体の計算結果を突き合わせて作成し、更新時には記事と計算値の整合性を確認しています。
より詳しい質問と回答は FAQ ページにまとめています。計算結果の読み方や入力のコツを確認したい場合にご覧ください。
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